ガス機器使用時は、換気(給気と排気)をしましょう
ガスが燃えるには新鮮な空気が必要です。換気(給気と排気)が不十分な状態で、ガス機器を使用すると、酸素が不足して、不完全な燃焼となり、有毒な一酸化炭素(CO)が発生し、中毒となる恐れがあります。
■ キッチンで

コンロや小型湯沸器をお使いになるときは、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気しましょう。小型湯沸器は安全装置が付いていても必ず換気しましょう。コンロや小型湯沸器が使用中に止まったら点検修理をお申込みください。
■ お部屋で

ファンヒーターをお使いになるときは1時間に1~2回程度、新鮮な空気に入れ替えましょう。
※換気扇が汚れていると換気の能力が低下します。換気扇を定期的に点検・清掃してください。
屋内でガス湯沸器をお使いのお客さまへ
定期的に排気筒(煙突)の点検をお願いします。排気筒(煙突)に破損等がある場合、一酸化炭素中毒の原因になる恐れがあります。下記にご注意ください。
■ 危険な給排気設備の例
[ 煙突がはずれている、穴があいている ]
[ 煙突が途中から細くなっている ]
[ 煙突内が鳥の巣や異物でつまっている ]
[ 給気口がふさがっている ]
これらのように、給排気設備に不備があると、一酸化炭素中毒をおこし、重症の場合は死亡事故につながる恐れがあります。
煙突や給気口などの安全確認を定期的にお願いします。
屋外のガス機器を波板などで囲わないで下さい

屋外に設置されたガス機器を増改築等により、屋内化したり波板などで囲うことは大変危険です。
新鮮な空気が不足し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒やガス機器の故障の原因となりますので、絶対におやめください。